- SES企業で働いてるけど思ってたのと違う…。
- 転職したいけどもう少し様子を見た方がいいかな?
- 転職するならどこで見切りをつけるのか知りたいな。
こんな疑問に答えていきます。
SES(客先常駐)から転職を考える前に、下記の5つのポイントを確認してください。
- エクセルばかりでプログラミングできない
- 客先に一人きりの常駐
- 他の客先の同僚も同じ境遇が多い
- 客先を希望を無視して決められる
- 仕事が憂鬱
当てはまるなら転職活動を始めた方がいいかもしれません。
いくつ当てはまるか、考えながら読んでみてください。
筆者もSES企業で働いていました。
ずっとテスターで先輩もテスト業務ばかりで、スキルアップが望めませんでした。
そんな先輩達を見て、将来に不安を感じて転職活動を開始しました。
一人で悩むと「みんなもそうだから」と我慢し続けることになります。
転職するなら早い方がいいです。
将来転職するなら転職サイトに登録だけでもした方がいい3つの理由も参考にどうぞ。
SES(客先常駐)から転職する前に確認したい5つのこと
確認したい5つを選んだ基準は
- 成長が期待できない
- 仕事の成果が評価がされづらい
上記2点です。
将来的な選択肢にも影響が出るため、これを基準にしました。
それでは詳細を見ていきましょう。
エクセルばかりでプログラミングできない
テスト担当になって一日中エクセルをさわるのはよくあるのではないでしょうか。
プログラマーで採用されたのに…。今までの勉強や研修は何だったの?
筆者も当時こう思っていました。
他のチームメンバーもテスターで、プログラマー不在なら危険です。
現場が変わるまでエクセルだけの日々が続きます。
ただ、コードを書く方もいるならその仕事が回ってくる可能性があります。
余裕がある現場なら、希望すればプログラムを担当できるかもしれません。
>>SES(客先常駐)だとプログラマー採用でもプログラミングできない可能性
客先に一人きりの常駐
自社の評価を考えると、当てはまると厳しいです。
理由は下記の2つ。
- 客先からの評価が自社に届く保証がない。
- 質問でも気を使って仕事しづらい。
自社の営業に伝えて現場を変えてもらえたらいいですが、無理な場合もあるでしょう。
そしたら、その現場で1つでも多く学ぶよう意識するしかありません。
コードやドキュメントを漁って自習しましょう。
自分の業務を効率化するツールをこっそり作るのもいいですね。
他の客先の同僚にも同様の境遇が多い
同僚と話す機会があれば現場での仕事を聞いてみましょう。
テスターや残業過多の同僚が多いなら、現場が変わっても期待できません。
再びテスターの可能性が高い。
次の現場で炎上案件を引く場合もあるでしょう。
「次は良い現場かも」と無駄な期待に時間を委ねるのはやめた方がいいです。
>>転職するか迷うならとりあえず応募しよう【働きながら早めに行動】
客先を希望を無視して決められる
あまり無いと思いますが、「この言語を使う場所」などの希望を無視される場合があります。
社員を客先に送れば利益は出るからです。
目先の利益だけ追う会社ならありえます。
そんな会社なら営業に相談しても期待はできません。
別の現場に移る時も、とりあえず人が必要な場所に送られるだけでしょう。
通勤時間を考慮してくれない場合、現場変更の度に生活リズムが滅茶苦茶になります。
筆者は片道2時間半の場所に送られた経験があります。
移動だけで一日往復5時間!!もちろん無給です。
当時は毎日何のために生きているのか考えていました。
毎朝起きると「帰ってくるまであと何時間…。」と考えて気分が沈んでいました。
仕事が憂鬱
SES企業に限らずアウトでしょう。
心に影響が出る時点で危険信号。
仕事している場合ではありません。
身体にも影響が出る前に転職活動を始めましょう。
どうしても限界なら、失業保険を貰って休みながら転職です。
転職する際の注意点
ここまで見てきた5つのポイントをざっくり振り返ってみましょう。
確認したいポイント | その環境が続いた未来 |
---|---|
エクセルばかりでプログラミングできない | キャリアアップが厳しく転職で苦労する |
客先に一人きりの常駐 | 自社に評価されづらい |
他の客先の同僚も同じ境遇が多い | 他の現場も同じ待遇が多い |
客先を希望を無視して決められる | 成長が難しい・生活リズムの乱れ |
仕事が憂鬱 | 心身異常のリスク |
暗い感情を抱えて働き続けるなら転職を考えましょう。
とりあえず応募するだけでもしてみてください。
>>SES(客先常駐)は辛い上に成長できない?【メリットとデメリットを解説】
特に”仕事が憂鬱”に当てはまるなら、職場を変えるべき。
あなたは機械ではないです。
そんな状態ではいつかおかしくなります。
ただし、転職活動を始める前に下記の2つに注意してください。
- SES(客先常駐)からの脱出を目的に転職先を適当に決める
- 譲れない条件が明確になっていない
順番に解説します。
SES(客先常駐)からの脱出を目的に転職先を適当に決める
筆者が転職するなら早めにと促した理由がこれです。
追い詰められてから動くと、転職先を適当に決める可能性があります。
正常に考えられず、一時的な感情で「この会社いいかも」となりかねません。
新しい職場で落ち着いた時に「転職失敗した…」となります。
譲れない条件が明確になっていない
すべてが理想通りの会社はありません。
妥協できる条件と譲れない条件を明確にしましょう。
これをはっきりさせないと失敗します。
明るい未来が見えないなら転職の準備をしよう
ここまで転職の判断基準を見てきました。
当然、この5つに当てはまらない客先もあります。
もし不安しか感じないなら、明日よりも今日動いてはどうでしょう。
転職サイトに登録して求人を見るなら電車内でできます。
メール許可の設定をすれば、希望条件と近い求人がメールでおくられてきます、
“転職”は入社しないと成功か分かりませんが、”転職活動”はこわいものではありません。
是非、自分のためにも行動してみてください。
>>将来転職するなら転職サイトに登録だけでもした方がいい3つの理由