SESは現場によっては転職できない【時間がない】

こう悩む方いるのではないでしょうか。

SESから転職できないと言われる理由に、スキルアップできず強みが作れないことがあります。
この理由もありますが、本記事では時間がなくて転職できないということに焦点を当てて解説します。

筆者はSES企業で働きながら転職活動をしました。読んでみて参考にしていただければ。
>>SESが辛い…辞めたい程のストレスの理由【成長できないなら脱出】

案件の現場で使える時間が変わる

SES企業は、案件の現場で人生が左右されます。
これはスキルアップはもちろん、自由時間の意味でも大げさではないはず。

炎上案件や休日出勤があるなど、自分の時間を奪われやすい案件だと転職の準備も一苦労です。

案件が変わると影響が出るのは下記があるでしょう。
時間に関連するものを羅列してみました。

炎上案件に入ると残業も増えやすいです。
あまりに続くと帰宅後や休日も何もやる気が起きなくなります。

炎上案件を乗り切ると次も炎上案件に送られる方もいるようです。

悪循環でいつまでも時間が無いですね…。

また、残業があまり無いと稼働時間の問題で残業が必要になる場合があります。
余裕があるだけいいですが、稼働時間のせいで残業に時間を取られるのは嫌ですね。
>>転職活動の時間がない!【転職サイトの求人をメールで受け取る】

繁忙期じゃなくても、客先に常駐してると残業時間が増える。

仕事があってもなくても残業。
客先常駐の闇。

— なんちゃってコンサル (@ConsNanchitte) February 26, 2021

リモートでなければ避けられない通勤。
往復なので片道が長いと削られる時間はかなりのもの。

救いなのは、業務中ではないので勉強や求人閲覧の時間に使えます。
しかし残業続きの方は貴重な睡眠時間なので難しいかもしれません。

休日は勉強時間や求人閲覧に時間を使いたいですが、それができないと厳しい。
ですが残業が少なかったり、平日に余裕があればまだマシでしょう。

もし平日も時間が無いなら身体も休まらず、会社に縛られる人生になりそうです。
>>SES(客先常駐)は辛い上に成長できない?【メリットとデメリットを解説】

自分の心身が弱いのもあるけど今の休出当たり前みたいな客先常駐だと自己学習もままならないので早く抜け出したい。転職決まったら1,2ヶ月あいだ開けて勉強して資格取りたい。

— 虚弱ちゃん🫠 (@kyojaku_chan) July 1, 2022

案件を変えてもらえないなら、有給を使って時間を作る手もあります。
ただし、理想の会社が一日の求人閲覧で見つかるかは運です。

金融系の案件だと夜勤が多いと思います。
筆者の先輩には次の日の朝まで働いてから帰宅している人もいました。

生活リズムが崩れますし、面接の予定も入れづらいのではと思います。
何もない日でも、トラブルで呼び出されて夜勤になる方もいます。

休日出勤と違って当日に急に入れられるリスクがあるのが嫌ですね。
面接と重なっていたら何が何でも帰る必要があります。

会社の拘束時間が長いなら、仕事がある日に使える隙間時間は2点でしょう。

時間が無い方は通勤時間を求人閲覧に使ってはどうでしょう。
乗り換え回数が少なかったり電車があまり混まないなら勉強もありですね。

夜は疲れて面倒になるので、朝の閲覧がおすすめです。

転職サイトによっては検索結果から除外するキーワードを設定できます。
興味がない会社が複数の求人を出しているなら、除外すると閲覧が多少楽になります。

昼休みを使うのもいいですね。
ただし、転職活動に使うならバレないように注意してください。

筆者は昼食を取らずに個室トイレで求人閲覧していました。

個室トイレなら人目を気にしないでいいですが、埋まっていたら人通りの少ない廊下などがいいです。
企業に電話を掛ける場合も想定して、普段から人が来ない場所も探しておきましょう。

まとまった時間が取れないなら隙間時間を使うしかありません。
案件が変わるまで待っても、状況が改善されるかは運なので…。

求人閲覧の時間も無いなら、転職サイトで条件設定してメールを受け取る方法があります。

絞った条件でマッチしそうな求人が勝手に送られてきます。
絞りこみ結果が全てメールで来るわけではないです。

メールならサイトで大量の情報を見るよりは面倒ではないはず。
メール数件なら確認時間を作れそうな気がしませんか。

案件が変われば時間に余裕ができるとも限らないので、ゆっくりでも転職先を探しておきたいですね。
まずは隙間時間を使うことから始めてみてください。
>>将来転職するなら転職サイトに登録だけでもした方がいい3つの理由